MIHARAYASUHIRO_24SS

デザイナー三原康裕が手掛ける
「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)」の2024年春夏コレクション。
24SSのテーマは「LO-FI VISION」




私は最近、記憶の迷路の中にいる。
10代の頃、ベルリンの壁の崩壊をテレヴィジョンから知った衝撃。
それと共鳴するかのように日々変化するハウスミュージックが大量にスピーカーから流れてきた緊張感。
ただ、あの時代は楽しむことで忙しく、他人のことなど気にもしなかった。
90年代は生き急ぐように過ぎていったが、
今でもあの頃の記憶がスープの具のように規則性なく浮いては沈む。
LO-FIな記憶の迷路。ノイズがかった景色が曖昧な夢を強調する。
頭の中にはアナウンスが常に流れている。
「あの頃に戻りたいのかい?」
私は迷路の先に見える深く暗い闇へ向かっていく。
もちろんこの迷路には出口などない。
私は迷路に迷い込んだ答えを知りたかった。

しかし、答えなどどこにも存在しない。
“流行や情報を持たない、怖いもの知らずで熱狂的な若者のファッションコミュニティーが今の時代
にあったとしたら”。三原が10代の頃を思い返した今シーズンは80年代後半から90年代にか
けてのローファイ(LO-FI)な記憶を探り、アシッド(Acid)を再思する。
「ビッグシルエット」シリーズをメインに、カラーパレットを制限して展開。さらに、色落ち加工
による「ぼやけた色(Dullcolor)」をアシッド(Acid)の解釈のひとつとして捉えることで、
無機質な層を強く印象付ける。

MaisonMIHARAYASUHIROの得意とする吹き付けと染色を組み合わせた特殊な技術をアップデート。 シグネチャーピースであるデニムやミリタリーウェアが、よりハードな演出を帯びて登場する。
シーズンコラボレーションでは転写プリントを得意とする日本のブランド「TALKINGABOUTTHEABSTRACTION(TATA)」のマガジン型クラッチバッグ、カセットテープ型ウォレットを再構築し、 新たにラジカセ型ショルダーバッグを発表。クラッチバッグの転写プリントには青木正一が編集長を務めた日本を代表するストリートスナップ誌『STREET(1985年創刊1995年1月発行号)』と 『FRUiTS(1997年創刊号)』のバックナンバーから写真を使用。

スニーカーは長年の構想を経た新モデル「CHARLES」を発表致します。

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