オンラインでも失敗しない!着丈の目安と身長別サイズガイド
「ネットで服を買ったら、丈が長すぎた」「理想のシルエットと違った」――そんな経験、ありませんか?
特にシャツやアウターなど、着丈ひとつで印象がガラッと変わるアイテムは、サイズ選びが難しいもの。
本記事では、「身長 × 着丈」のバランスに注目し、オンラインショッピングでも失敗しにくい“着丈の目安”と“サイズ選びのコツ”をお届けします。
ライトアウター選びやシャツ選びの参考にもどうぞ。
1. 着丈の違いが印象を左右する理由
特に着丈は、アイテムの印象やスタイル全体のバランスに直結します。
着丈とは?
着丈は、後ろ襟の付け根から裾までの長さのこと。
ちなみに身幅は、両脇(脇下5〜6cmあたり)の縫い目同士を水平に測った長さです。
着丈が1〜2cm違うだけで、印象は驚くほど変わります。
たとえば、シャツの裾がヒップにかかるかどうかでカジュアルときれいめの境界が変わるように、服の丈感は“こなれて見えるか”“だらしなく見えるか”を左右するのです。
着丈が長すぎると…
- 腰の位置があいまいになり、スタイルが悪く見える
- オーバーサイズのつもりでも、単にサイズが合ってないように見える
- 下半身が短く見えて、全体が間延びした印象になる
着丈が短すぎると…
- シャツやジャケットのインナーが常に見えてしまい、落ち着きがない印象に
- アクティブに動いたときに裾が上がりすぎてしまう
- 清潔感に欠けたり、子どもっぽい印象になることも
つまり、自分の身長に合った着丈を選ぶだけで、清潔感のある着こなしや、スタイルアップ効果が期待できるのです。
「着丈」は、ファッションにおいて“隠れた印象操作のカギ”と言っても過言ではありません。
「着丈=◯cm」だけで判断しないために
ネット通販でありがちなのが、「着丈75cm」といった表記を見て「たぶん大丈夫だろう」と選んでしまうこと。
でも、身長や体型によって同じ75cmでも見え方は変わります。
たとえば、身長170cmの人が着る75cmと、180cmの人が着る75cmでは、腰の位置もヒップの隠れ方も大きく違ってきます。
一見シンプルな数値でも、実際のシルエットとはイコールではないのです。
そこで役立つのが、「身長 × 着丈」の目安表です。
2. 身長別|メンズの着丈目安ガイド(シャツ・アウター)
以下は、一般的なバランス感を意識した“身長別の着丈目安”です。
身長(cm) | シャツの理想的な着丈 | アウターの理想的な着丈 |
---|---|---|
160〜165 | 約65〜68cm | 約68〜72cm |
166〜170 | 約68〜72cm | 約72〜75cm |
171〜175 | 約70〜74cm | 約74〜78cm |
176〜180 | 約72〜76cm | 約76〜80cm |
181〜185 | 約74〜78cm | 約78〜83cm |
※体型や好みによって個人差があります。あくまで“バランスがよく見える”一般的な数値です。
シャツの場合の目安
- 着丈がヒップの中間〜やや下程度で収まると、すっきりした印象に。
- タックインする場合は少し長めを選んでもOK。
- ドロップショルダーやオーバーサイズシャツは着丈よりも身幅とのバランスを意識しましょう。
アウターの場合の目安
- 腰がしっかり隠れる長さは、羽織るだけでサマになる王道の着丈。
- ショート丈ブルゾンなどは、逆に短めを選ぶことで軽快さを演出できます。
3. オンラインで失敗しない!着丈選びの3つのコツ
「サイズは合ってるはずなのに、着てみるとなんかしっくりこない…」
そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
とくにシャツやアウターのような“着丈が印象を左右するアイテム”は、ネット購入でのサイズミスが起きやすいジャンルです。
でも逆に言えば、着丈選びのコツをおさえるだけで、オンラインでも自分にぴったりの服が見つかるようになるということ。
ここでは、すぐに実践できる3つの簡単なポイントをご紹介します。
1. 手持ちの服を計測して“自分の基準”を知る
「自分にとっての“ちょうどいい丈感”ってどれくらい?」
その答えを知るためには、まずは自分のワードローブを測ってみるのが一番確実です。
お気に入りでよく着ているシャツやアウターの着丈を測ることで、「これくらいの長さが自分にしっくりくる」という基準が見えてきます。
それをもとに、商品ページにあるサイズ表記と照らし合わせれば、購入前から「失敗しなさそうかどうか」の判断がしやすくなります。
測るときのポイント
- シャツやジャケットなどは、後ろ襟の付け根から裾までの長さを計測する
- インナーやアウターなど、同じカテゴリーの服同士で比較することが重要
この「手持ちの服の数値をベースにする」方法は、感覚頼りではなく具体的な根拠を持てるので、特にライト層の方にこそおすすめです。
2. モデルの身長と着用サイズを参考にする
リシュオンラインの商品ページでは、モデルの身長や着用サイズがきちんと記載されています。
たとえば「モデル:175cm/着用サイズ:2(着丈72cm)」といった情報があれば、それをもとに自分の身長や体型と照らしてイメージすることができます。
「自分の身長だと、この着丈はどの位置にくるんだろう?」
そんなふうにモデル写真を参考にすれば、試着ができなくても着丈感の目安がつきやすくなります。
特に、アウターなど重ね着をするアイテムは、丈の見え方が印象に直結するため、このモデル比較はとても有効です。
自分の身長がモデルより低め・高めの場合は、前後のサイズもあわせてチェックしてみると失敗が減らせます。
身長172cm 着用サイズ02
身長185cm 着用サイズ03
身長189cm 着用サイズ03
身長165cm 着用サイズ02
身長185cm 着用サイズ03
身長189cm 着用サイズ03
3. ブランドによって“サイズ設計のクセ”を把握しておく
「毎回Mサイズを選んでるのに、ブランドによって丈感がバラバラ…」
そう感じたことがあるなら、それはブランドごとのパターン設計の違いが原因かもしれません。
リシュオンラインで取り扱うブランドは、国内外問わず個性豊かなラインナップ。
同じサイズ表記でも、“やや大きめに作られているブランド”“丈を短めに仕上げているブランド”など、設計のクセや世界観に違いがあるのです。
何度か同じブランドの服を購入するうちに、「このブランドのサイズ1は、自分にはやや短め」「サイズ2だとちょうどいい」など、自分なりの基準ができてくるはず。
気になるアイテムがあれば、以前購入したアイテムのサイズや着丈と比較してみるのもおすすめです。
まとめ|“自分のベスト着丈”を知れば、服選びが変わる
オンラインでの服選びは、サイズ選びの精度がカギ。
特にシャツやアウターの着丈は、コーデの印象や自分のスタイルを左右する大事なポイントです。
- 身長別の目安を知る
- 手持ち服との比較で感覚を掴む
- モデルやブランドのサイズ傾向を参考にする
この3ステップで、自分に合った着丈がきっと見つかります。
“なんとなくサイズ”から卒業して、理想のシルエットを手に入れてみませんか?